荻窪でしっかりラーメンを食べたい日。そんな気分の日に向かったのが「麺屋 龍」。
この日は仕事終わり。軽く済ませるというより、「ちゃんと満足したい」というモードだったので、自然と頭に浮かんだのがここだった。
■アクセス・外観
荻窪駅から少し歩いた場所にあるこのお店。駅前の喧騒から少し離れた立地で、落ち着いた雰囲気がある。いかにも“通う系”の店という印象。

実はこの店、Uberの配達中によく前を通るのだが、そのたびに行列ができているのを見ていて、ずっと気になっていた。
「いつか行こう」と思いながら後回しにしていたが、今回ようやくの訪問。
派手さはないが、逆にそれがいい。ラーメンに集中できる空気感がある。
■訪問タイミング・混雑状況
訪れたのは平日の18時ごろ。普段は行列の印象が強いが、この日は小雨が降っていたこともあってか、外待ちはなし。
並びもなく、そのまま入店できた。店内には5人ほどの先客。
結果的にかなりスムーズに入れたが、普段の様子を知っていると少しラッキーだった気もする。
■入店・店内の様子
店内はカウンター中心でコンパクト。清潔感もあり、無駄な装飾がない。
厨房では店主が黙々とラーメンを作っていて、この時点で期待値がじわっと上がる。
変に気取っていない、でも丁寧。こういう店、だいたい当たり。
■注文
今回選んだのは「得ラーメン」と「並ライス」。
初訪問だったので、全部乗せ的な“得”を選択。さらにライスもつけて、フル装備で挑むスタイル。
また、お好みはすべて「ふつう」で注文。まずはデフォルトの味をしっかり確認する。

■価格
・得ラーメン:1,400円
・並ライス:100円
合計1,500円。内容を考えると、満足度はかなり高い。
■提供スピード・回転率
注文してからおよそ5分ほどで着丼。かなりスピーディー。
店内の回転も早めで、「並んででも食べたい店」なのも納得できる。
■着丼
ほどなくして着丼。

まず見た目がいい。チャーシュー、味玉、海苔、メンマに加えて、白髪ねぎとほうれん草も乗っていて、トッピングの充実度が高い。
バランスも美しく、いかにも「ちゃんと作ってるラーメン」という顔をしている。
■スープ
まずはスープから。
一口すすると、しっかりしたコク。動物系の旨味がベースにありつつ、醤油のキレが効いている。
重すぎないのに物足りなさもない。このバランス感、かなり好み。
派手ではないが、確実に“うまい”方向に振り切っている味。
■麺
麺は中太で、ややコシ強め。
スープとの絡みも良く、すすったときの一体感がしっかりある。
こういう麺は、食べ進めるほど良さがわかるタイプ。気づいたらどんどん減っている。
■チャーシュー・トッピング
チャーシューはしっとり系で、ほんのり燻製された香りが感じられるタイプ。脂と赤身のバランスがよく、柔らかさも十分。
味玉はしっかりと味が染みていて、噛んだ瞬間に旨味が広がるタイプ。半熟の黄身のコクも相まって完成度が高い。
ほうれん草は歯応えがしっかり残っていて、スープに浸して食べるとちょうどいいアクセントになる。
白髪ねぎもさっぱり感を加えてくれて、全体のバランスを引き締めている。メンマも含めて、全体的に“抜かりなし”。

得ラーメンにして正解。満足感が段違い。
■並ライスとの相性
そして今回のポイント、ライス。
これがかなり良い仕事をする。
チャーシューをスープに軽く浸してご飯に乗せる、いわゆる“セルフチャーシュー丼”。これが最高。
ラーメン→ご飯→ラーメンのループが完成する。
■接客について
食事中に一度、お箸を落としてしまったのだが、その際すぐに店員さんが気づいて
「こちら新しいお箸お使いください」と声をかけてくれた。
こういう何気ない一言と対応がすごく気持ちいい。
ラーメンの味だけでなく、店としての印象が一段上がった瞬間だった。
■総評
食べ終わった後の満足感はかなり高い。量も十分で、「ちゃんと食べた感」がある。
それでいて、重すぎない。最後まで美味しく食べ切れる設計になっているのが印象的だった。
Uberで何度も見ていた行列にも納得。
回転の良さ、提供の速さ、そして丁寧な接客。味以外の部分も含めて完成度が高い。
最近は個性派ラーメンも多いが、この店は王道をしっかり磨いたタイプ。
だからこそ、ふとしたときにまた来たくなる。
次も多分、また得ラーメンを頼んでしまうと思う。
こういう“安定してうまい店”があると、日常がちょっと豊かになる。
■店舗情報
・店名:麺屋 龍
・最寄り:荻窪駅
・訪問時間:平日18時頃


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